
朝起きたときに「口が臭い」好きな人と話す時に「口臭が気になる」なんて経験あると思います。
普段から気を付けて備えておけばいざという時も安心。
そのいざという時のためにも今回は口臭についての知識を紹介していきます。
口臭の4つの原因
① カラダの不調
胃や肝臓、腸などの体の不調からくる口臭
身体の病気が原因で口臭が気になる場合もあります。
何をしても口臭が気になる場合は病院で検査してもらう事も大切です。
② 口内の病気
虫歯や歯周病などの口内の病気からくる口臭
日頃、はみがきを丁寧に行っていても取りきれない歯石にあらたな歯垢がついてしまうので歯周病の原因になります。
歯周病や虫歯はもちろん口臭の原因になります。
③ ホルモンバランスの乱れ
ストレスやホルモンバランスが乱れた時など生理的不調からくる口臭
ストレスが溜まるとねばねばした唾液になります。この唾液の中には糖たんぱく質が含まれていて糖たんぱく質は細菌のエサとなってしまうので口臭の原因になります。
また、緊張から口が渇くと唾液の分泌自体が少なくなるので口臭がきつくなります。
④ たばこ・コーヒー
たばこやコーヒーなどの嗜好品が原因の口臭
たばこを吸う事によって唾液が少なくなり、口の中も汚れて細菌が増えて口臭がきつくなってしまいます。
コーヒーもコーヒーの微粒子が舌の表面に付着しやすい事からにおいの原因になりやすいです。
口臭の改善の8つの方法
① 舌みがき
歯ブラシで歯磨きのついでに行う人もいるようですが、舌苔を取りすぎてしまうのもよくないのです。
今では100円ショップであったりお手頃に買えるようになっているので、必ず舌みがき専用のブラシを使ってケアするようにしてください。
② 水をたくさん飲む
口の中が乾燥する事で口臭がきつくなる場合もあるので、こまめに水を飲んで口の中を潤しておく事も大切です。
③ 緑茶
緑茶には抗菌作用、消臭効果があるので食後に緑茶を飲む事で口臭を予防する事ができます。
④ 口の中を乾燥させない
そのその為にも唾液があるわけですが、唾液の量は人それぞれ。
トレーニングする事で唾液を多く分泌する事ができるんです。
- 下の奥歯の裏側に舌の先端をあてる
- 端から反対側へなぞるように舌を動かす
- 反対側まで行ったら上の奥歯に移動する
- 歯の裏全体をなぞりながらくるくると舌を動かす
ここまでを何度か繰り返したら歯の表も同じようになぞる。
このトレーニングをする事で口の中が刺激され、唾液が分泌されます。
口の中の乾燥を防ぐ事で口臭を予防する事ができます。
また、ガムを噛む事でも唾液を分泌する事ができます。
⑤ 朝食を食べる
朝起きた時の口臭には、朝食をしっかり噛みながら食べる事が効果的です。
しっかり噛みながら朝食を食べる事で唾液も分泌でき、口内の生理機能を安定させる事ができます。
⑥ ストレスフリー
ストレスを感じる事で、睡眠中のように唾液の分泌が減ります。
口の中の生理機能に関する自律神経系の働きを整えるためにもストレスのない生活をおくる事が大切になってきます。
⑦ うがい
効果はあまり持続しませんが、うがいをする事で多少の口臭ならおさえる事ができます。
⑧ 歯間ブラシ
普段の歯磨きでは取りきれない歯と歯の間の細菌を歯間ブラシやデンタルフロスで取り除く事でにおいの原因をなくす事ができます。
おわりに
口臭のケアも1つの立派なエチケットです。
毎日の習慣や食生活、嗜好品までもが口臭の原因になるといわれています。
だれしもがにおいを気にしながら人と接するのは嫌なはずですし、自分でできる範囲の事から気をつけてとりくみつつ自分の口臭と向き合っていきたいですね。
どうにもならない場合は歯医者さんでチェックしてもらう等して、健康な口内を保ってください。
においなど気にせず大好きな人と近づくためにもがんばりましょう!