
これから露出の少なくなる季節だからこそ、知っておきたいダイエットの知識。
ダイエットはしても見た目が変わらない…なんて女性もいるかと思います。
そんな人は知らず知らずのうちに身体がむくんでいるかもしれません。
むくみはダイエットしている人にとってイヤ~な存在です。
そこで今回は、むくみの原因と解消法について紹介していきたいと思います。
むくみについての正しい知識をつけて、スタイルの変化に気付けたらダイエットのモチベーションも上がるかもしれません。
浮腫み(むくみ)って?
むくみとは手足や顔の表面が体内の水分によって腫れる事です。
腫れるといっても痛みを伴うわけではないので、浮腫んで(むくんで)いても気づかない場合もあります。
浮腫み(むくむ)原因
浮腫みにも大きくわけて2種類あり、病気が原因のものと、それ以外のものに分けられます。
今回は病気以外の、むくむ7つの原因について紹介します。
起きてから1、2時間でむくみが解消される場合は病気の心配はないとされています。
原因① お酒の飲み過ぎ
アルコールには利尿作用があるので、飲めば飲むほど体は脱水状態に。
そうなると、体が水分を溜め込もうとするので、これがむくみの原因になってしまいます。
お酒を飲むときは、同じ量の水を飲むのがポイントです。
チェイサーも一緒に注文するようにしましょう。
原因② 塩分の摂りすぎ
塩分を摂りすぎると喉が渇いたという経験はありませんか?
実は、人間の体内の塩分濃度は決まっていて、塩分を摂りすぎると濃度調整のために体が水を溜め込もうとするのです。
これがむくむ原因になります。
塩分(=ナトリウム)の運び役であるカリウムを摂取すると、むくみ解消にもつながります。
原因③ 睡眠不足
睡眠不足が続くと、カラダは酸素不足の状態になります。
酸素不足になると、酸素を循環させようとして血管が広がります。
血管が増えると、当然に血液量も増えるのでむくみやすくなってしまうのです。
あくびが出始めたら、危険なサインですよ。
原因④ 長時間の立ち仕事や座り仕事
立ちっぱなしや、デスクワークが多い仕事をしている方は要注意です。
同じ姿勢を続けると血流が妨げられるので、下半身で血流が滞ってしまうので、むくみにつながってしまいます。
また、デスクワークなどが多い方はエコノミー症候群にも注意が必要です。
原因⑤ 骨格の歪み(ゆがみ)
骨盤のゆがみもむくみの原因になります。
骨盤が歪んでしまうと、血流やリンパの流れが悪くなります。
骨盤の歪みは、座った時に脚を組む癖がある方などがなりやすいので、座り方にも気をつけるようにしましょう。
原因⑥ 肌を圧迫するような靴下や下着
圧迫するような靴下や下着をつけていると、血流が妨げられるのでむくみの原因になります。
ただし、メディキュットなど、ふくらはぎや太ともなどを圧迫する商品はおすすめです。
むくみの解消法4つ
では次に、簡単むくみ解消法を4つ紹介していきます。
今回はリンパマッサージ以外で、お手軽にできる解消法を紹介します。
解消法① 足湯をする
少し多めのお湯で足湯をする事により、水圧とお湯によって静脈の血液の流れが促進され浮腫みが楽になります。
お湯に足をつけている間、指を開いたり閉じたりするなど少し気にしながら足を動かしてみるとより効果的です。
解消法② 足枕をする
寝ころぶ時に足が心臓より高くなるくらいの場所を意識し、枕を置きます。
こうする事によって重力でリンパ液が足から身体に戻るので浮腫みの解消に繋がります。
解消法③ 食生活の改善
むくみにはカリウム、果物、海藻類を摂取すると良いと言われています。
水分代謝を促す働きがある食材を積極的に摂取するのがおすすめです。
- カリウム
パセリ、きゅうり、アボカド、納豆、ぎんなん、ほうれん草、にんにく等 - 果物
キウイ、かき、オレンジ、もも、スイカ、りんご、グレープフルーツ等 - 海藻類
こんぶ、わかめ、ひじき、のり等
ミネラルやタンパク質のバランスを考えた食事をとると、浮腫みにくいカラダになります。
解消法④ 服や下着のサイズを変える
これは以外の注目されていませんが、正しいサイズのものを着用していないとリンパ管を圧迫し、リンパの流れを悪くしてしまって結果的に浮腫む原因に繋がってしまいます。
適度な圧迫感は気持ち良いかもしれませんがサイズの小さいもの、きついものを使用するのは避けて下さい。
市販されている適度な圧力がかかる弾性のあるストッキングを利用するのも1つの方法です。
おわりに
このように、浮腫みにもいろいろな原因や解消法があります。
原因も様々であれば、自分に合う解消法も人とは異なると思います。
自分の身体としっかり向き合って健康的なスリムボディーを目指しましょう♡