漢方薬は一般的な市販薬に比べると副作用も少なく、身体の不調を改善するために活用している方も多いのではないでしょうか?
特に当帰芍薬散は女性特有のトラブル解消に効果的で、便秘の解消にもおすすめな漢方薬です。
そこで今回は当帰芍薬散を便秘のときに飲むべき4の理由について紹介していきたいと思います!
当帰芍薬散が気になる方も、便秘でお悩みの方もぜひ参考にしてみてくださいね♡
当帰芍薬散を便秘の時に飲むべき4の理由
理由①
当帰と川きゅうで胃腸を活発に
当帰と川きゅうには血流を促進させる働きがあるため、新陳代謝が活発になり、老廃物を排泄できずに停滞していた腸の運動を正常にすることができるんです。
下剤や便秘薬のような即効性はありませんが、胃腸の運動を活発にさせることができるので、慢性的な便秘でお悩みの方には効果的な便秘解消法と言えるでしょう!
また、この2つの生薬はむくみや冷え性など女性特有のお悩み解消にも役立ってくれます♪
理由②
芍薬、蒼朮、沢瀉、茯苓でホルモンバランスを安定させる
女性の場合、生理前になると女性ホルモンの1種の黄体ホルモンが分泌されます。
黄体ホルモンには子宮の運動を抑える働きがあり、それと同時に胃腸の働きまで停滞させてしまうので、生理前や妊娠初期段階になると便秘になりやすくなってしまいます。
しかし、当帰芍薬散を服用することでもう1つの卵胞という女性ホルモンとのバランスを整え、腸の働きが抑制されるのを防いでくれるんです♪
当帰芍薬散に含まれている生薬にはこのような働きがあるため、特に生理前の便秘や腸の働きの低下からくる地緩性便秘でお悩みの方には最適な漢方薬と言えるでしょう!
理由③
当帰芍薬散の効果はいつわかる?
当帰芍薬散は服用してから2~3日後に蠕動運動が活発になり、自然に近いかたちで排便することができます。
漢方なので下剤のような即効性はないですが、当帰芍薬散を飲み続けることで体質が改善されて薬なしでも排便できるようになるでしょう。
また、1度排便できたとしても服用を続けることで便秘になりにくい身体に近づけることができるので、便秘予防としても役立ってくれることでしょう。
そのため、最低でも1週間は服用を続けることをおすすめします♪
理由④
当帰芍薬散は女性に人気?!
当帰芍薬散は血流を促進させる働きがあるので、身体の中に溜まった余分な水分や老廃物を排泄することによって便秘だけでなく冷えやむくみなど女性特有の症状を改善するために役立ってくれるんです♪
さらに当帰芍薬散は妊娠ともとても深い関わりがあり、妊娠を望んでいる方や不妊治療をしている方、さらには妊娠中の方にも嬉しい効果をもたらしてくれるんです。
産婦人科で処方されることも多く、当帰芍薬散は特に女性に人気の漢方薬と言えるでしょう。
おわりに
当帰芍薬散は便秘解消だけでなく、あらゆる不調を改善してくれる漢方薬です。
飲み続けることで便秘の予防にもやくだってくれるので、辛い便秘でお悩みの方はぜひお試しあれ!