スマホ老眼はスマートフォンを使っている方なら誰にでも起こりうる症状です。
「自分には関係ない」と考えているといつの間にか目が悪くなっているケースもあるので要注意!
今回はスマホ老眼の4つの症状について紹介していくので、当てはまる症状がないか確認しながらご覧ください。
チェックしておきたいスマホ老眼の4つの症状
症状①
視界がぼやける
目の周りには毛様体という筋肉があり、近くを見たり遠くを見たりするときにはこの筋肉の収縮の働きがポイントになります。
毛様体の働きには近くを見るときには筋肉が緊張し、遠くを見るときにはリラックスするという特徴があり、加齢と共に毛様体筋が衰えてしまうと近くを見るときに筋肉がうまく働かず老眼の症状が現れてしまいます。
若い世代なら毛様体筋が衰えることはないと考えがちですが、毛様体筋にコリがたまることでも老眼のような症状が現れてしまうんです。
というのも、スマートフォンは画面が小さく手で操作するものなので、手が届く範囲内の距離で眺めることになりますよね。
そうすると毛様体筋の緊張が続き、ピントの調節が十分にできなくなり視界がぼやけるという症状が現れてしまうんです。
症状②
目が乾く
スマートフォンを操作しているときは、自ら興味を持って操作していることが多いと思いますが、積極的に情報を得ようと瞳孔が大きく開き、集中することで瞬きの回数が極端に減ってしまいます。
また、細かい文字を読んでいるときなどはより画面に集中することになるので、目が乾きやすくなってしまいます。
瞬きの回数が減ると目が傷つきやすくなってしまうので注意しなければなりません。
症状③
頭痛や肩こり、吐き気
スマホ老眼になっているのに気づかずスマートフォンの操作を続けていると、いつも以上に目に負担がかかり眼精疲労になり頭痛や肩こりなどの症状が現れます。
また、集中してスマートフォンを操作しているとうつむきがちで筋肉が固まり、血流が悪くなることでもこのような症状が現れてしまうのです。
頭痛や肩こりが悪化すると吐き気を引き起こす可能性が高くなるので、このような症状を感じた場合にはスマートフォンの使用を控えた方が良いでしょう!
症状④
疲れが取れにくい
スマートフォンの画面を見ている状態は光を直視しているのと同じ状態で、光は交感神経に働きかけるのでスマートフォンを使用しているときは興奮状態が続くことになります。
本来であれば昼間に光を浴びて仕事や学校などで活動し、日が暮れたら副交感神経の働きによって心が落ち着いた状態になってリラックスできるようになりますが、昼夜問わずスマートフォンの画面を見ていれば夜になっても脳は昼間の状態だと勘違いするようになってしまうんです!
特に寝る前にスマートフォンを使用する習慣がついている方は眠りも浅くなり、疲れが取れにくくなってしまうので要注意!
おわりに
今回紹介した症状が、どれか1つでも当てはまる症状があったという方はスマホ老眼になっている可能性があります。
スマートフォンはとても便利なアイテムですが、使い過ぎには注意して目の健康も意識していきましょう!